竹下幸之介がクリス・ブルックスとの死闘を制しKO-D無差別級王座初V。「『D王GP』絶対王者として僕が優勝したい」【DDT】

敗れたクリス(右)が竹下の勝利を称えた

 続けて「クリスとのKO-Dは後楽園で2回目。前は19年。お互いのやってきたことは1ミリも間違えてなかったし、お互い進化してるし、明るい未来しかない。勝ち負け以上のものがそこにはあった。僕は来年、DDTでデビューして10年。こうしてチャンピオンでいられる。10年間の恩返しのつもりで戦ってます」と語った。そして「D王」の話に及ぶと、「チャンピオンとして勝つことは決まっているので。絶対王者として僕が優勝したいと思います」とキッパリ。

 一方、惜しくも敗れたクリスは「タケシタはDDTだけじゃなく、日本、世界でもトップの選手。彼とこうやって後楽園のメインで、負けたとしてもそれは恥ではない。むしろ誇らしい気持ちでいる。たくさんの仲間に囲まれて大きなことを成し遂げた。そういう気持ちでいる。鼻と指を折ったかもしれない。でも俺はまた挑戦できるまで頑張る。そのときの相手はタケシタであってほしい」と前を向いた。

DDTプロレス「Who’s Gonna TOP? 2021」(9月26日、東京・後楽園ホール)
◆第一アンダーマッチ~エキシビションマッチ 5分一本勝負
△高鹿佑也(時間切れ引き分け)石田有輝△

◆第二アンダーマッチ 15分一本勝負
●青木真也&渡瀬瑞基(7分4秒、エビ固め)高木三四郎&堀田祐美子○
※ピラミッド・ドライバー

◆オープニングマッチ 30分一本勝負
○飯野“セクシー”雄貴&今成“ファンタスティック”夢人(4分40秒、体固め)岡田佑介&岡谷英樹●
※セクシーラリアット

◆第二試合 終末のワルキューレ・コラボマッチ~神vs人類~ 30分一本勝負
〈神軍〉○関本“ゼウス”大介&樋口“ベルゼブブ”和貞&納谷“スサノヲノミコト”幸男&“アポロン”彰人(7分56秒、ぶっこ抜きジャーマン・スープレックス・ホールド)勝俣瞬馬&上野勇希&MAO&中村“アダム”圭吾●withブリュンヒルデ〈人類軍〉

◆第三試合 高梨将弘DDT復帰戦 30分一本勝負
●高梨将弘&大鷲透&男色“ダンディ”ディーノ(10分50秒、片エビ固め)アントーニオ本多○&吉村直巳&赤井沙希
※ダイビング・フィストドロップ

◆第四試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
秋山準&○ヨシヒコ(10分9秒、輪廻転生)HARASHIMA&平田一喜●

◆セミファイナル DAMNATION解散試合 30分一本勝負
○佐々木大輔&遠藤哲哉&マッド・ポーリー(15分12秒、ミスティカ式クロス・フェースロック)石川修司&高尾蒼馬&島谷常寛●with火野裕士

◆メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉○竹下幸之介(29分51秒、Plus Ultra)クリス・ブルックス●〈挑戦者〉
※第77代王者が初防衛に成功。
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