堀田祐美子の愛弟子・川畑梨瑚が10・12後楽園で赤井沙希と一騎打ち。「全女イズムを踏まえた上でDDTのリングで表現したい」【DDT】

高木三四郎社長

 継続参戦があるか否かについて、高木社長は「厳しい世界なので、次があるような試合をしてほしい」と期待を寄せ「DDTも来年25周年を迎えるということで、個人としては女子の戦いも入れていきたい。拡大していくのかどうかは今はまだ見えませんが、そういう可能性を作っていきたいと思います。DDTのなかで女子だけの試合を赤井選手が行っているんですが、海外のファンにも日本のファンにも評価が高い。また違った市場が出てくるんじゃないかという考えがあります」として女子の試合にも力を入れていきたい意向を示した。

 DDTグループには東京女子プロレスもあるが、同団体への参戦の可能性について、高木社長は「基本的に東京女子は鎖国。そこは団体の主体性に合わせたい。DDTはDDTで、女子選手による試合も可能性としては見いだせると思うんで。現状では東京女子に出てもらうことは考えておりません。DDTのなかで“女の戦い”というか新しいものが生まれる気がする。イデオロギーとして、全女イズムを対立概念として見つけられれば面白いんじゃないかと思います」と語った。

 また、昨年10月のAssemble・上野大会で赤井は6人タッグで川畑と対戦したことがあるが「試合中、ボコボコに相手の技を受けてて、しなやかな印象があったので、やってるというよりやられてる印象が強い。戦うイメージはまだない」と述べた。

<<< 1 2 3