“SDGs未来都市”豊島区、池袋にモザイクアート施したモニュメント「SDGsシンボル」設置

区内の福祉作業所で一つひとつ製作されたというモザイクアート

 設置された「SDGsシンボル」は高さ2.3mで三角柱の形をしており、各板面に「としまSDGs都市宣言」「国際アート・カルチャー都市」「セーフコミュニティ国際認証都市」について掲載。シンボルの足元にはSDGsのロゴマークを模したモザイクアートを施し、このモザイクアートは障害を持つ方への就労支援の一環として、豊島区内の福祉作業所で一つひとつ製作されたものだという。高野区長は「このようなシンボルタワーはおそらく全国で初めてではないか」、磯議長は「モザイクアートは練習に練習を重ね、想像もつかないような情熱を持って製作されたと聞く。多くの人たちの手によって池袋が生まれ変わろうとしている」と胸を張った。

 その後、高野区長、磯議長、池袋東口本町会・池袋東口美観商店会の服部洋司会長、株式会社サンシャインシティの合場直人代表取締役社長、豊島区障害者団体連合会の磯﨑たか子会長が「SDGsシンボル」にかかった幕を引き下ろし、続いて高野区長とモザイクアート製作作業に参加した施設を代表して「ワークスペースのぞみ」の重山三香子さん、「共同作業所オーク」の対馬末人さん、「リハスワーク豊島」の難波佐知子さんが最後のピースをはめ、これからの豊島区を象徴する「SDGsシンボル」の誕生を祝福した。

 この日は緊急事態宣言が解除されてから初めての「IKEBUKURO LIVING MARKET」がグリーン大通りにて、「SunshineCityマルシェ」がサンシャインシティにて行われ、久しぶりの街歩きを楽しむ人でにぎわいを見せた。