DEEP SQUADが純愛を歌う ニューシングル『変わりゆくもの変わらないもの』をリリース

 

――楽曲について聞かせてください。まずは、タイトルトラックの「変わりゆくもの変わらないもの」はどのようなプロセスで出来上がったものでしょうか。

YUICHIRO:主題歌のお話をいただいてから、制作に取りかかりました。映画サイドの方、作家さんたちとやり取りしながらの制作で、こんなテイストがいいんじゃないかとか、アイデアを出しあって。

TAKA:一番のこだわりはリリックですね。作品のストーリーに沿った内容で、2人の主人公が会話をしているかのような世界観。儚くとも切なくて、純粋な愛があるという。原作に寄り添うように作っていただきましたので、原作を読んでいる方には特定のシーンが浮かんでくるような部分もあると思います。それを探してもらうのも楽しいと思います。

――BL作品は、最近でこそ、男性にも楽しんでいる方がいる話も聞くようになりましたが、読者の大部分は女性だろうなと思います。比嘉さんはどうですか? 以前お話した時にアニメが大好きという話をされていましたが。

比嘉:主題歌の話をいただいて知りました。ただ、“ちぇりまほ”のこともあったので(ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』で、DEEP SQUADはエンディングテーマの「Good Love Your Love」を担当)、その時に原作を読ませていただいて、今まで自分が読んできた作品とは違った刺激ではありましたけど、普通におもしろいなって。今回の作品も、芸能界の話だったり、純愛だったりで作品にのめり込んでしまって楽しかったです。

――歌ううえでこだわったこと、苦労したことはありますか?

宇原:ボカロPを少しイメージして作っていただいたところもある曲なこともあって、これまでとは違う歌い方をしています。例えば、Aメロですが、切るところは切って淡々と歌っています。ちょっと機械的なんですが。感情は乗せるみたいな感じで、新しい表現を手に入れたかもと思っています。

KEISEI:映画が終わって流れてくる歌ですから、映画を見た終えた人が作品をもう一回味わえるように、キャラクターの表情や声浮かんでくるようにと意識しながら歌ってますね。

TAKA:タイミングとか、すごく大事だよね。