DEEP2冠王者・大島沙緒里が浅倉カンナを破る大番狂わせ。同門の王者・浜崎朱加との対戦は「かなわない。考えてない」【RIZIN.31】

勝利に笑顔の大島

 試合後の会見では「周りも、やっぱり浅倉カンナ選手が勝つ予想が多かったですし、私自身も練習で、AACCの選手にやられることが多くてあんまり勝つイメージができないまま試合を迎えたんですけど、結果として私の得意とする寝技で抑えることができて、うれしい」などと試合を振り返った。

 今後については「やっぱり、私はまだ先を見るというよりかは目の前の試合を勝たなければ先が見えてこない。浅倉選手と試合する、勝つことだけをずっと考えてやってきたので今すぐに次という目標はないですが、また試合をさせてもらえることになるのであれば、その試合に勝つだけです」と語った。

 同級の王者は同門の浜崎朱加。勝ち進めば対戦の機運も高まるが「練習では全然かなわないので、はい(笑)。そこはちょっと考えてないですね」という。

 また大島は2児の母でもあるのだが「本当はリングで一緒に写真を撮りたかったんですけど、子どもは2人いて旦那が1人なので、連れてくることができなかったので、リングを降りてから抱っこした時に“ママ! ママ!”って言ってくれて、すごく、現実に戻りました」とこの時ばかりは母の顔になっていた。