上野勇希が前年覇者の秋山準から金星を挙げ「D王」白星発進。「想像していた勝ち方で勝てたということは、いいリーグ戦になる」【DDT】

元ダムネーション対決は遠藤が勝利

 また、シングル初対決で元ダムネーション同士の一戦となった遠藤哲哉対火野裕士は、遠藤が火野のパワーに苦しみながらも、トーチャーラックボムで初めて投げ捨てることに成功。火野はチョップ連打、ラリアットで追い込むも、遠藤が丸め込んでフォールを奪った。

 遠藤は「例年にも増してきつすぎる。みんなヘビー級じゃないか。ただ、今日勝ったのは俺。結果がすべてだ。ダムネーションが解散して、俺が欲しいのは結果。俺がまたDDTのトップに立つ第一歩が今日だ。俺がDDTのトップに立ってないと面白くないだろ」とコメント。

 火野は「やってもうた。次誰や? (11・6横浜で秋山だが)秋山準、もう切り替えないとしゃあない。これ絶対取らないとあかんね」と前を向いた。

DDTプロレス「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ in Ota-ku」(11月3日、東京・大田区総合体育館)
◆第一ダークマッチ 小嶋斗偉復帰戦 15分一本勝負
岡谷英樹&●石田有輝(7分32秒、エビ固め)小嶋斗偉○&高鹿佑也
※フルネルソン・バスター

◆第二ダークマッチ 15分一本勝負
○高尾蒼馬(5分58秒、公認エンドレスワルツ)バリヤンアッキ●

◆第三ダークマッチ KO-D8人タッグ選手権試合 30分一本勝負
〈王者組〉谷津嘉章&彰人&大和ヒロシ&●中村圭吾(12分37秒、合体輪廻転生~平田とヨシヒコのその先に~)大鷲透&アントーニオ本多&平田一喜○&ヨシヒコ〈挑戦者組〉
※チーム・オリンピアンが2度目の防衛に失敗、大鷲組が第6代王者組となる。

◆オープニングマッチ KO-D6人タッグ王座決定戦~ノーDQマッチ 時間無制限一本勝負
男色“ダンディ”ディーノ&○飯野“セクシー”雄貴&今成”ファンタスティック”夢人(11分25秒、体固め)高木三四郎●&青木真也&岡田佑介
※セクシーラリアット。フェロモンズが第44代王者組となる。

◆第二試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
赤井沙希&○高梨将弘(10分9秒、十字架固め)橋本千紘&納谷幸男●

◆第三試合 30分一本勝負
×佐々木大輔&MJポー(12分28秒、無効試合)ボディガー&吉村直巳×
※高尾の乱入、ボディガーと吉村の仲間割れで収拾つかず

◆第四試合 スペシャルハードコアタッグマッチ 30分一本勝負
○クリス・ブルックス&ドリュー・パーカー(13分0秒、エビ固め)勝俣瞬馬●&MAO
※ババレイ・ダッドリー・パワーボム

◆第五試合 Bブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
●HARASHIMA〈1戦1敗0点〉(16分24秒、体固め)樋口和貞○〈1戦1勝2点〉
※ブレーンクロー・スラム

◆第六試合 Aブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
○遠藤哲哉〈1戦1勝2点〉(16分34秒、エビ固め)火野裕士●〈1戦1敗0点〉

◆セミファイナル Aブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
●秋山準〈1戦1敗0点〉(9分42秒、片エビ固め)上野勇希○〈1戦1勝2点〉
※WR

◆メインイベント Bブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
△竹下幸之介〈1戦1分1点〉(時間切れ引き分け)岡林裕二△〈1戦1分1点〉
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