生田斗真、弟・生田竜聖アナから「映画館で裸の兄を見たときはどこへ行ってしまうのかと…」

 

 シリーズでは毎回、生田のほぼ裸シーンも話題に。司会を務めた生田の実弟でもある生田竜聖アナウンサーも「『源氏物語』『人間失格』と演じた後に『土竜の唄』に出て…裸の兄を劇場で見たときは、どこへ行ってしまうのかと思いましたが、こうして皆様に愛されて」と感激し、兄・斗真も苦笑。

 脚本の宮藤官九郎が「(生田演じる主人公・菊川玲二が)ボンネットに縛られて洗車機に入っていくという一番面白いシーンを1作目でやってしまったので、今回もあれを越えないとという気持ちがあった」と話すと、三池監督も「役者をそのまま洗車機に突っ込むという、あのカットを撮ったときに見える景色が変わった」と、限界突破した瞬間を述懐。生田も「最初にテストで人形をボンネットに張り付けたんですが、洗車機から出てきた人形がバラバラになっていて(笑)。でも自分も撮り終わった後、何かが始まる感覚がありました」と振り返り、笑いをさそった。

 この日は、タイトルにちなみキャストたちが“これで終わりにしたいこと”を発表。滝沢カレンは「“おぼれのみ”。よくのどが渇いて水を飲もうとすると(勢いづいて水を被ってしまい)鼻のファンデが取れてメイクさんにあーだこーだ言われるんです」と悩みを打ち明け、登壇者たちから「ストローにしたら」「小さいコップで飲んだら」とアドバイスを受けたが「こういう感じでなかなか解決法が見つからなくて」とぼやき、コントのようなやり取りに観客も笑いをこらえきれず。

 堤真一は「GPSで子供の位置情報を見出すと止まらない」と心配性な一面を明かし、仲里依紗は「何をするのもギリギリ。いつも髪ずぶぬれでタクシーに乗って窓を開けて風をドライヤーにしてる」と反省。鈴木亮平は「世界遺産のうんちくを話し始めると止まらないのでやめたい」と、番組収録でうんちくを語って全カットされたエピソードを明かした。最後に生田が「白T(シャツ)が好きで、同じものを何十枚も持っている。写真を見ても5年前か1カ月前か分からない。これからは洋服でいろいろチャレンジしたい」と意欲を見せたが、生田アナウンサーから「多分ですけど、ファイナルにはならないですね」と弟ならではのツッコミ。生田も「楽なんです。冬場は白Tにダウン、夏場は白Tのみ」と、独特なこだわりを明かしていた。

 映画『土竜の唄 FINAL』は公開中。