RIZIN初勝利の皇治が「嘘つき」とシバターを批判し「俺は逃げも隠れもしない」【RIZIN.32】

祖根(右)が右アッパー

 2人はカード発表会見から祖根が仕掛ける形で舌戦を繰り広げ、その中で皇治は「彼に負けたら引退ですよ」とも発言していた。

 試合は1R開始からともに手数を止めずアグレッシブな打ち合いを展開。皇治は右カーフ、ボディーへのヒザ、左右のロー。祖根も右カーフ、パンチの連打で反撃。2Rも皇治はプレッシャーをかけて前に出ると右カーフ、右ミドル、そして左ボディーを連打。祖根もパンチにヒザ、左フックで反撃。皇治も右ロー、左ボディー。祖根は飛び込んでの左アッパー。

 3Rのゴングが鳴ると祖根がラッシュをかける。皇治も応じ打ち合いとなるが、祖根が左フックを放った時に皇治のカウンターの左フックが一瞬早く祖根のあごをとらえ、先制のダウンを奪う。立ち上がった祖根に皇治はプレッシャーをかけてパンチの連打。コーナーに詰めて放った左ボディーがローブローとなってしまい、試合は一時中断。残り43秒で再開すると祖根が仕掛け打ち合いに。祖根の左フックが皇治の顔面をとらえるが、皇治は倒れず右ハイで反撃。祖根は右ストレート、飛びヒザと繰り出すが皇治も右ハイ、パンチの連打で反撃、打ち合いのまま試合終了のゴングが鳴った。

 試合はダウンを奪った皇治が3-0の判定で勝利を収めた。