林健太「今まで戦った中で、一番気合がすごかった」不可思からダウンを奪って判定勝ち【K-1】

ダウンを取られた不可思が反撃(撮影・蔦野裕)

 林は「落ち着いて戦えば、KOするチャンスも増える」とニュースタイルで臨んだ試合だったが「もっと落ち着いて戦おうと思ったんですけど、KO狙ってしまって力んだ部分はあってダメやなあと思った」と話しながらも「ポジティブに考えると、パンチだけじゃなくて、蹴りも少しは蹴れるようになったところを、自分の中でちょっとは成長したかなと思う」などと一定の手応えは感じたよう。不可思については「今まで戦った中で、一番気合がすごかった」などと語った。
 
 不可思は「楽しかった。健太選手はガンガン来てくれて、打ち合いとかそういうのも、試合としては楽しかった。まあ結果としては残念なんですけど、自分的にも練習の手応えがあったんで、負けたけど、そんな悲観的にはなっていない」などと試合を振り返った。林のカーフキックが勝敗を分けたところがあるのだが、「もっとカーフ対策すればいいなと思った。カーフはちゃんと気にしてなきゃダメだなっていう学びになった」などと語った。そして「今回はいい結果を出せなくて、タイトルはちょっと遠のいちゃったかもしれないが、必ずもっと強くなって復活する」と前を向いた。

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~」(12月4日、大阪・エディオンアリーナ大阪)

◆プレリミナリーファイト第1試合/K-1ライト級/3分3R
●梨緒弥(日本/若獅子会館 MATSUBARA)(2R36秒、KO)三宅祐弥(日本/team ALL-WIN)○

◆プレリミナリーファイト第2試合/K-1フェザー級/3分3R
○石田龍大(日本/POWER OF DREAM)(判定3-0=29-28、29-28、29-28)小松貴哉(日本/K-1ジム五反田チームキングス)●

◆プレリミナリーファイト第3試合/K-1スーパー・フェザー級/3分3R
○古宮晴(日本/昇龍會)(判定3-0=30-26、30-26、30-26)セルヒオ・ハノ(ボリビア/ブラジリアンタイ)●

◆プレリミナリーファイト第4試合/-51kg契約/3分3R
●山脇飛翼(日本/K-1ジム心斎橋チームレパード)(判定0-3=28-30、28-30、29-30)大夢(日本/WIZARDキックボクシングジム)○

◆第1試合スーパーファイト/-73kg契約/3分3R・延長1R
○神保克哉(日本/K-1ジム目黒TEAM TIGER)(1R1分37秒、KO)EITO(日本/Respect All Fear None)●

◆第2試合スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R
○篠原悠人(日本/DURGA)(判定3-0=30-29、30-28、30-27)石田勝希(日本/RKS顕修塾)●

◆第3試合/スーパーファイト/K-1女子ミニマム級/3分3R・延長1R
○高梨knuckle美穂(日本/Y’ZD GYM)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定1-0=30-29、30-30、30-30)美伶(日本/WARRIOR OSAKA)●

◆第4試合/スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R
●工藤勇樹(日本/エスジム)(2R2分11秒、KO)谷川聖哉(日本/K-1 GYM AGAMI-ONO KREST)○

◆第5試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R
○大沢文也(日本/TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定1-1=29-30、30-30、30-28)弘輝(日本/WORLD TREE GYM/team ALL-WIN)●

◆第6試合/スーパーファイト/K-1バンタム級/3分3R・延長1R
○黒田斗真 (日本/K-1ジム心斎橋チームレパード)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定0-0=30-30、30-30、30-30)壬生狼一輝(日本/力道場静岡)●

◆第7試合/スーパーファイト/女子-52.5kg契約/3分3R・延長1R
○☆SAHO☆(日本/闘神塾)(判定3-0=30-27、30-27、30-27)真優(日本/月心会チーム侍)●

◆第8試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R
○斗麗(日本/WIZARDキックボクシングジム)(判定3-0=30-27、30-27、30-27)森坂陸(日本/エスジム)●

◆第9試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R
●才賀紀左衛門(日本/PURGE TOKYO)(1R1分7秒、KO)玖村修平(日本/K-1ジム五反田チームキングス)○

◆第10試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○大和哲也(日本/大和ジム)(3R28秒、KO)大野祐志郎(日本/ALL-WIN team 華王州)●

◆第11試合/スーパーファイト/-61.5kg契約/3分3R・延長1R
○レオナ・ペタス(日本/THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)(判定)マキ・チャーチャイ(タイ/真樹ジムAICHI)●

◆第12試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R
○石井慧(クロアチア/チーム・クロコップ)(判定3-0=30-29、30-29、30-29)RUI(日本/K-1ジム福岡チームbeginning)●

◆第13試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R
○安保瑠輝也(日本/CLUB es/team ALL-WIN)(1R1分52秒、KO)海斗(日本/ポゴナ・クラブジム)●

◆第14試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R
○ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)(判定2-0=30-29、30-30、30-29)西京佑馬(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●

◆第15試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○林健太(日本/FLYSKY GYM)(判定3-0=29-28、29-28、30-28)不可思(日本/クロスポイント吉祥寺)●

◆第16試合/K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
●椿原龍矢(日本/王者/月心会チーム侍)(延長判定1-2=10-9、9-10、9-10 ※本戦判定1-1=30-29、29-30、30-30)軍司泰斗(日本/挑戦者/K-1ジム総本部チームペガサス)○

◆第17試合/木村“フィリップ”ミノルK-1 FINAL/K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチ
●木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/王者/PURGE TOKYO)(3R2分50秒、KO)和島大海(日本/挑戦者/月心会チーム侍)○
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