小橋建太氏公認で遠藤哲哉が秋山準らとプロレス界の頂点目指す“新生バーニング”を結成【DDT】

小橋に呼ばれた秋山(右)

 小橋氏は「“俺が行くんだ”という気持ち。チームをつくって、準がチャンピオンでいくチームと、遠藤君がチャンピオンでいくチームとでは形が変わっていく。こういう男をチームに入れたら、チーム自体が上がってくる。こういう厳しいヤツがいないと、ピリピリした人間がいないと甘くなる。俺は面白いと思う」と太鼓判を押した。

 秋山は「俺は猛犬だから。しっかり手綱引いてくれる主人じゃないと。それくらいの気持ちでやってくれれば、従順な最高の番犬になる。そうじゃないと噛みつく。小橋さんのときは、小橋建太という主人がいて、この人の前に誰かが来たら“全部噛みつこう”と思わせる人だった。君の前に立って食い散らかしてやるよ。それくらいの気持ちでやりましょう」と続けた。

 2人のレジェンドを前に意を決した遠藤は「必ずDDT、プロレス界のトップを取るので、秋山さん、僕のチームに入ってください」と決断し、秋山も「もちろん」と快諾。ここで、遠藤が秋山を従えて新ユニットを結成することが確定した。

 そこでユニット名の話になると、遠藤がカブトムシ好きで知られることから、秋山が「ビートルズ?」と言うと、小橋氏は「それはダメだな」と一笑に付した。すると遠藤は「バーニングを名乗らせていただきたい」と発言。

 秋山が「バーニングは難しいぞ。何回かバーニングやってるけど。(第2次以降は)発信とか弱くて、なかなか定着しない。小橋建太という色が強すぎて。よっぽど頑張って覆い尽くすくらいでやらないと。それくらいの気持ちでやらないと」と言うと、遠藤は「覚悟はできてます。秋山さんと4人でプロレス界のてっぺん取るんで、バーニングでいかせてください」と発言。ここでバーニング生みの親の小橋氏がOKサインを出したことで、ユニット名はバーニング(第4次)に決まった。

 遠藤と秋山が手を結んだことで、強力なユニットが誕生した。新生バーニングはDDT内はもちろん、プロレス界の頂点を目指して戦っていくことになるだろう。

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