実家訪問から考える、私たちの結婚観「バチェラー4」〈アラサー女子のバチェラー語り3〉第7話〜第8話を考察

 

「アフターローズ」は賛否両論?「ホンネ」を考える楽しみ方も

 

 第7話の最後には、最終回に向けて残り2人の女性が選ばれる。本編も次で最終回……となるわけだが、第8話はもはや恒例となった、お別れした女性たちが本音を語る「アフターローズ」というバラエティ回だ。

 ここでは、日本に帰ってきてバチェラーという非日常の魔法が解けた後の女性たちのトークが垣間見える。しかしこれが本編とは様相が違うため、けっこう賛否の分かれる回なのだ。本編では清楚に見えた女性も、ぶっちゃけトークのアフターローズでは腹黒さを思いっきり出すことも。婚活ドラマとしての要素は、本音が見えることで薄まってしまうため、まずは本編をすべて見てから楽しむのもいい。

 しかし、人によってはこの回を最も楽しみにしているという意見もあった。まるでドラマ仕立てのバチェラー本編では見えない本音が爆発するので、男性の前にいない時の女性の本心が垣間見えるため、男性にとっては目からウロコな部分も多いだろう。

 ちなみにバチェラー参加メンバーの多くはSNSアカウントも持っているため、視聴と同時に彼女たちをフォローする人もいる。本編で感じたのとは違う人間性を感じる時もある。まずはバチェラー本編のみを視聴し、本編内で見える人間性だけで最終メンバーを予想するもよし。アフターローズやSNSアカウントをじっくり見て、本人の性格をじっくり観察しながら、女性の本音と忖度について考えるのもまた一興ということだ。

 今回のアフターローズでは、本編でも問題となっていた黃氏の「キスしすぎ問題」についての、女性の本音も爆発していた。自分の楽しみ方に合わせて見るタイミングを考えると、よりバチェラーを楽しめそうだ。

(文・ミクニシオリ)

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