「TSUBURAYA CONVENTION」で映画『シン・ウルトラマン』の公開日と主人公の名前がついに明かされる

樋口真嗣監督、シン・ウルトラマン、斎藤工(左から)

樋口監督が映画が未完成であることを告白

 冒頭に流れた特報はすでにおなじみの映像だったが、最後に【2022年5月13日(金)】という公開表記が新たに加わっており、これを受けて斎藤は「2019年にも発表して、その間にパンデミックだったりいろいろあったんですけど、本日こうやって公開日を発表できることをうれしく思います」と挨拶。それを受けて樋口監督も「“またこの特報かよ” というものを見せられて、なんとなくみんなスルーしてたら、一番最後だけ日付が入っているんです」と、情報がなかなかアップデートされない本作に対するファン心理を代弁しつつ「この日までにやれ!と突きつけられた感じです」と覚悟を語る。公開に向けての心境を聞かれた斎藤が「僕は本当に気長に待っているんですけど、監督は多分その間いろんな作業がさらにあるのかな」と目を向けると、樋口は「多くの会う人、会う人に同情されるんです。コロナのせいで、いろんな映画がそうなっていたからだと思うのですが、“塩漬け”って言うんですか?(この映画も)完成しているのに公開できない映画っていう枠に入れられちゃってるんですけど、それは大きな誤解であると、ここに申し上げたい!なぜかという理由はこれからご説明しますが、”まだできてません!まだまだ、作ってます! これが。やってもやっても、終わらないんです!」と、現時点で映画が未完成であることを告白。「5月13日までに完成させなきゃいけないっていう、今、これ以上やるなっていう(状態で)、できればここから逃げ出したい……」と感情を吐露すると、斎藤や司会のショーン・ニコルスも苦笑いで「頑張ってください」と励まし始める。