サッタリがわずか30秒KOで王座防衛。K-1王者シナ・カリミアンに「来週でもやってやる」宣戦布告【Krush.132】

このサッタリ(左)の左フックでフィニッシュ(撮影・蔦野裕)

 前日会見ではサッタリが「私は今まで君が戦ってきた相手と全く違う相手だということを証明してやる」と言えば、KOJIが「俺もあなたが倒してきた相手とは全然違う」と言い返すなど火花を散らしていた。

 1R、サッタリは左右のミドルから右フックを放つとこれにKOJIは右ロー。そしてKOJIが左フックを放ったところにサッタリが左フックを打ち込むとKOJIの体が大きく泳ぎ、ばったりとダウン。レフェリーがすぐに止めて、わずか30秒での衝撃のKO決着となった。

 サッタリは試合後の会見で「いい試合だった。内容的には予定通りの試合だった。ANIMAL選手にもありがとうございますと言いたい。今回の試合へ向けてコーチがしっかり対戦相手の分析をして、その分析をもとに厳しいトレーニングを積んできた。どのような状況でも焦らないように3つほど戦略を練ってきたが、そのうちの一つができたということ。どのような状況でも勝てるようなイメージをしていたので今回の結果は想定通り。驚くことはない」と試合を振り返った。