M-1新王者は錦鯉 渡辺が耳元で「ありがとう」長谷川は「そりゃ泣きますよ」

©M-1グランプリ事務局

 

 結果が判明するなり2人は抱き合って喜び、長谷川はあふれる涙を拭いもせず「諦めないでやってきて良かった。(M-1グランプリに出場できる)ラストイヤーは56歳だったんですが、今年決められて良かった」

 結果発表前に「50歳を最終ラウンドまで連れてこれて良かった」と話していた渡辺も「雅紀さんとコンビを組めて良かったです」と喜んだ。

 放送終了後、優勝会見に臨んだ2人。渡辺は「本当に夢のようで実感が沸いてないですね。本当に現実かなあって」。長谷川は涙の理由について「相方が抱きついてきて、耳元で『ありがとう』って言ったんですね。普段ありがとうなんて言う人じゃないので、ギャップで、そりゃ涙もあふれますよ」。

 

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 1本目のネタは「(昨年)松本(人志)さんに、パチンコのネタがパチンコをやらないから分からないと言われて、合コンを題材に作ってみた」(渡辺)というようにブラッシュアップして臨んだ。ハリウッドザコシショウ、バイきんぐにネタを見てもらってアドバイスをもらったそうで、「本当に感謝の言葉を伝えたい」。

 長谷川はまた「一番感謝しているのは相方」とし、「結成したとき相方は33歳で僕は40歳。前のコンビを解散して芸人を辞めようと思ってたときに声をかけてもらっって、錦鯉を結成して、時間はかかりましたけど、50歳で今こういう形になった。渡辺隆には感謝しています」と真剣な表情でコメント。渡辺も「組んでよかったという感じですね」と照れた。

 長谷川は「去年までアルバイトをしていて、母に電話をするたびに5000円貸して1万円貸してといっていたから、母親が僕の電話に出るのが嫌だと。今年やっと仕送りしたり、借金を返せるようになった。今日優勝できて、母親も喜んでいると思うので旅行に行ったりしたいなと思います」

 今後の目標について聞かれると、長谷川は「松本さんの言葉で『魂は年を取らない』というのが大好き。おっさんだから何かができないということではなく、50歳超えてもがんばっていこうという気持ち」とやる気がみなぎってる様子。渡辺は「漫才の頂点に立てたので、漫才に貢献していかないと考えています。全国を周ったり、たくさんの人に漫才を見てもらいたい」と語った。

 決勝には、そのほか、ロングコートダディ、ゆにばーす、真空ジェシカ、モグライダー、ランジャタイ、もも、敗者復活枠でハライチが出場した。

 本大会には、大会史上最多となる6017組がエントリーした。