植山征紀が3度のダウンを奪いKO勝ちで初防衛【シュートボクシング】

植山の飛びヒザ(撮影・堀田真央人)

 シュートボクシング(SB)の年内最終大会となる「SHOOT BOXING 2021 Champion Carnival」(12月26日、東京・後楽園ホール)で行われた「SB日本スーパーバンタム級タイトルマッチ」で王者・植山征紀(龍生塾ファントム道場)が竹野元稀(風吹ジム)に3R、KO勝ちを収め初防衛に成功した。

 2人は2017年に対戦し、その時は植山が判定勝ちを収めている。植山は昨年から今年にかけてはRIZIN、RISEへの参戦が続き、SBには2019年12月以来の参戦となる。竹野は2019年に行われた王座挑戦権をかけたリーグ戦を制し次期挑戦権を獲得。その後、新型コロナの影響で大会の延期や中止が続き、今回ついに王座挑戦が実現した。

 1R開始からラッシュをかける竹野に植山は防戦一方となるがガードをしっかり固めるとロー、ミドルで反撃。とにかく前に出る竹野だったが、植山のパンチが徐々に当たりだす。ラウンド終盤、植山が右フックでダウンを奪う。立ち上がった竹野に右フックを浴びせダウンを追加する植山。

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