海人が圧勝のKO劇で2021年を締めくくるも「世界と渡り合えなくて全然納得がいってない」と吐露【シュートボクシング】

序盤、重森は得意のキックで距離を制する(撮影・堀田真央人)

笠原弘希が重森陽太にリベンジ果たす

 セミファイナルでは前SB日本スーパーフェザー級王者の笠原弘希(シーザージム)とKNOCK OUT-REDライト級王者の重森陽太(伊原道場稲城支部)が対戦した。2人は2019年12月に「SHOOT BOXING GROUND ZERO TOKYO 2019」で対戦し、重森がTKO勝ちを収めている。

 試合は1R、笠原がプレッシャーをかけて前に出るが、重森が左ロー、右ミドル、左前蹴りと足技で距離を制しペースを握る。笠原は左ジャブ、左ハイ、前蹴りを返していく。

 2R、重森は左ミドル、前蹴り。笠原は蹴り足をキャッチして右ストレート。重森は左前蹴り、右ロー。パンチで前に出る笠原を重森が左ヒジで迎撃。プレッシャーをかける笠原だったが重森はローから右ヒジ。笠原は左ロー、左ミドル、右ロー。重森は左インロー、左ハイ。そして前に出る笠原にヒジを狙う。