シバターが飛びつき腕十字で久保優太を破る大金星「怖いというのは本音だった」【RIZIN.33】

この腕十字に久保陣営からタオルが投入された

 試合開始のゴングが鳴ってもコーナーから動かないシバターに、久保は歩み寄ると強烈な右ロー。これにいきなりの戦意喪失のシバター。ロープに飛び、そしてひざまずいて両手を合わせ手加減を懇願も久保はそのシバターに右ローを叩き込む。ステップを踏むシバターを追ってキックを放っていく久保だったが、シバターは左フックから右フックを当てると約12kg差のある久保は吹っ飛ばされ尻もち。すぐに反撃に出た久保が首相撲からヒザを連打するとシバターはそのすきを突いて飛びつき腕十字。久保の左腕を伸ばし切ると、危険とみたセコンドがタオルを投入。シバターがまさかの逆転勝利を挙げた。

 シバターは試合後のマイクで「何も言う事ねえよ。久保さん、続きは、YouTubeで。ほんとに、ネタじゃなくて、このリングに上がるのが嫌でした。本当に昨日っていうか、さっきまで逃げ出したいと思っていて。でも、ヒカルさんとか、てんちむさんとかHIROYAさんとか、YouTuberたちが、背中を押してくれました。みんな本当にありがとう。みんな俺が負けると思っただろ、ざまーみろ、YouTuberは強いんだ!」と言い放った。