かっぱ寿司、本格ラーメン第16弾は「なんつッ亭」!古谷店主「“次はうちに”と心待ちに」

 寒さが増してくると、ニンニクたっぷりのあったかい豚骨ラーメンが恋しくなる。回転寿司チェーン「かっぱ寿司」の有名ラーメン店監修「本格ラーメンシリーズ」第16弾として、12日より登場するのが個性的な黒マー油入りの豚骨ラーメンで知られる「なんつッ亭」だ。これまでの第15弾+番外編で、昨年12月時点で累計販売数1000万食を突破した「本格ラーメンシリーズ」。満を持しての初コラボレーションとなる『秘伝の黒マー油豚骨ラーメン』にいち早く本紙「かっぱ寿司」取材班が迫った。

12日より登場の本格ラーメンシリーズ第16弾「なんつッ亭」監修『秘伝の黒マー油豚骨ラーメン』495円(税込)

 1997年、神奈川県秦野市にオープンした「なんつッ亭」。現在は「アトレ川崎」B1FラーメンSymphony内のほか、海外にも店舗を構えている。「なんつッ亭」の古谷一郎店主は、今回のコラボに「かっぱ寿司さんが大手ラーメン店とコラボしているのは知っていて、実は秦野市の本店の近くにかっぱ寿司秦野店があるので、“いつ声がかかるんだろうな”“次はうちに声がかかるだろう”とずっと心待ちにしていた。次は第16弾で僕の名前は一郎、車のナンバーも16番にしているので“今度こそオファーがくるだろうな”と思っていたら、本当にきたので“待ってました”とばかりに仕事をさせていただいた」と喜びを語った。

「なんつッ亭」といえば、焦がしニンニク油である「秘伝の黒マー油」が特長。メニュー開発にあたり、古谷店主は「私たちの豚骨ラーメンは、ガツンとくる中にも甘みがある豚骨スープに、ニンニクの香ばしい香りがプラスされたどちらかといえば自己主張の強いラーメン。その豚骨スープの風味や旨みを再現しつつも、かっぱ寿司さんのメニューの足を引っ張るようでは困る。メニューの名脇役になるような、それでいて『なんつッ亭』のラーメンだと誰でも分かるような味づくりに一番苦労した」と明かす。

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