米倉涼子、綾野剛、横浜流星が若者に本気回答!「俳優が天職だと思ったことない」「自分の代わりはいくらでもいる」

 

 この日は、成人式に合わせ10~20代の若い世代の観客からの質問に登壇者が回答。「看護の勉強をしているが向いているか悩んでしまう」という学生からの質問に、米倉は「私はまだこの仕事が天職だと確信したことがないんです。常に隣の芝が青く見えるタイプ。でもそう思うということは自分にはまだ足りないことが多いということ。くやしいという気持ちが沸き立たないと次へ向かうエネルギーも生まれない。これからもっと泥まみれになってください」と骨太なエールを贈ると、横浜も「自分自身満足していないから頑張れている。自分の代わりなんていくらでもいるし向いてないのではと思ったこともあったけど、自分が決めた道だし、芝居が好き。人生、いつ何が起きるか分からないから、落ち込んでいる暇も、人と比べてる暇もないと思ってます」と、自身と照らし合わせながら真摯に回答。

 仕事へのモチベーションの高め方を聞かれた綾野は「最高の仲間を見つけること。僕の周りには天才が多すぎて、凡人の自分が必死にくらいついていると、なんとなく後天性で生まれてくる発想を信じられるようになるんです」と答え「仲間に教えてもらったことが自分の夢になってもいいじゃないですか」と仲間からの刺激の大切さをアドバイス。

 そんな若い観客たちに、米倉は自身が20歳のころを「ここで最年長なので一番記憶が薄れてるんですけど(笑)」と振り返りつつ「私も鈴木京香さんに教えてもらったんですけど、後回しでいいやと思ったことはずっと後回しになってしまう。やりたいことはすぐに手を出したほうがスッキリすると思います」と背中を押し、横浜は「まだ20歳から5年ほどしか経っていないんですけど、今この瞬間を全力で楽しんでほしいと思います」と、それぞれ熱いエールを送っていた。

 最後に米倉は3話鑑賞前の観客に「息飲んじゃうよ~」と3話鑑賞前の観客を盛り上げていた。

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