「ディーン・フジオカは日本のトム・クルーズになるべき」監督の要望に「ずっと海外で仕事してきて…」と思いを吐露

 

「撮影中は俳優として現場にいたいと、指揮は松永監督にお任せしました」というディーンに松永監督も「立ち上げの熱量を考えると、撮影中もいろいろ言葉にしたい思いはあっただろうに、ディーンさんは終始“作品は監督のもの”と言ってくれ、編集時にもプロデューサーの1人として“作品をよくするために監督の後ろにいます”と言ってくれた」とあふれる感謝を語り「ディーンさんは日本のトム・クルーズになったほうがいいんじゃないか。プロデュースをしながら役者もやる、そういう人が日本にも出てくるべき」と大きな期待。

 ディーンは「それって責任重大ですよね」と苦笑しつつ「自分が日本以外の国で仕事をしてきて、俳優がお金を集めて作品を形にする姿を見てきて、日本でなぜそれが難しいのかなと、ずっと思ってきました」と本作の企画・製作に挑戦した思いを吐露。「日本のアクションのレベルの高さは皆さんご存じだと思うけど、日本ではアクション映画が少なくなってきて、日本の優秀なアクション俳優やコレオグラファーが他の国で活躍している」とアクション映画の現状に対する思いも熱く語り「トム・クルーズさんははるかかなたですけど、引き続きピュアな精神でより良い作品作りができたら」と意欲を見せていた。

 この日の登壇者はディーン・フジオカ、蒔田彩珠、坂口征夫、松永大司監督。

 映画『Pure Japanese』は1月28日より公開。