小野島恒太が藤井伸樹を破り環太平洋王座獲得。次期挑戦者に手塚基伸と中村倫也を指名【修斗】

最後のピンチも冷静に対処(撮影・蔦野裕)

 3R、藤井はパンチを当ててからタックルにいくが、ここも小野島は切ると逆にケージに押し込んでいく。離れて打撃の展開になると、ここも藤井のローにパンチを合わせる小野島。機をうかがってタックルに行く藤井だが、小野島は切り続ける。ラウンド終盤、藤井がついにタックルからバックを取りスリーパーの体勢に持ち込むが小野島は冷静に正対に戻しながら首を抜く。最後はパンチを振り合う中、試合終了のブザーが鳴った。

 判定はジャッジ2人が29-28、1人が30-27で小野島を支持し3-0で小野島の勝利となった。