小野島恒太が藤井伸樹を破り環太平洋王座獲得。次期挑戦者に手塚基伸と中村倫也を指名【修斗】

子供を抱いて笑顔の小野島(撮影・蔦野裕)

 小野島は試合後のマイクで「チャンピオンになって守りに入っちゃいけないと思うので、今から戦いたい相手、2人を挙げさせてください。もちろん防衛戦は指名された相手とやるんですけど、1人目は、ここ最近で唯一負けている手塚基伸選手。コロナ禍で試合当日にキャンセルになっちゃったりして。ただ修斗で連勝している。手塚選手がいなかったから獲れたベルトだと思っています。もう1人は、去年1月に自分と戦った野尻選手を、今日、1Rで倒した中村倫也選手。まだ3戦目なのにタイトルマッチって早いと言われるかもしれませんが、十分な実績、実力があると思います。これが実現するなら3月…ちょっと休みたいんで、5月に。自分は3日天下になってもいいです。チャレンジしていきたいんで。この2人と組んでいただけるなら盛り上げますんで、組んでください」と、2019年9月に敗れた手塚と中村の2人を次期挑戦者候補に挙げた。

 手塚は2019年に修斗で3戦し、奇天烈、小野島、魚井フルスイングを相手に3連勝。昨年12月にはGRACHANバンタム級王座に就いている。また中村は試合後の会見で小野島の指名には「うれしいです」としながらも次戦については所属するLDHが4月に開催するLIVEと格闘技が融合したイベント「POUND STORM」になることが濃厚。果たして小野島の希望は実現するのか…。

プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2022 開幕戦」(1月16日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント 第10試合「環太平洋バンタム級チャンピオン決定戦」5分3R
○小野島恒太(同級1位/CWD)(判定3-0=29-28、29-28、30-27)藤井伸樹(同級3位/ALLIANCE)●

◆セミファイナル 第9試合 バンタム級5分3R
●野尻定由(赤崎道場A-SPIRIT)(1R25秒、KO)中村倫也(EXFIGHT /LDH martial arts)○

◆第8試合 ライト級5分3R
●菅原和政(マスタージャパン福岡)(1R4分54秒、KO)宇佐美正パトリック(EXFIGHT /LDH martial arts)○

◆第7試合 ストロー級5分3R
○新井丈(キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTS)(1R4分46秒、KO)木内“SKINNYZOMBIE”崇雅(和術慧舟會GODS)●

◆第6試合 女子スーパーアトム級5分2R
○黒部三奈(マスタージャパン東京)(判定3-0=20-18、20-18、20-18)宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT)●

◆第5試合 インフィニティリーグ2022 女子アトム級5分2R
○久遠(ZERO)(1R1分55秒、腕十字固め)加藤春菜(NASCER DO SOL)●

◆第4試合 インフィニティリーグ2022 女子アトム級5分2R
○中村未来(マルスジム)(判定3-0=20-18、20-18、20-18)小生由紀(グランドスラム沖縄A・P・P)●

◆第3試合 52kg契約5分2R
○杉本恵(AACC)(判定3-0=20-18、20-18、20-18)ソルト(マルスジム)●

◆第2試合 フェザー級5分2R
●木下タケアキ(和術慧舟會HEARTS)(1R3分53秒、KO)工藤圭一郎(グランドスラム沖縄A・P・P)○

◆第1試合 ストロー級5分2R
○阿部マサトシ(AACC)(判定3-0=20-18、20-18、20-18)牧ヶ谷篤(和術慧舟會群馬支部)●
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