中島弘貴、吉野友規、壱・センチャイジムが揃って豪快KO勝ち。中島「まだ上に行けると思っている」【KNOCK OUT】

格上相手に1RKO勝ちを収めた吉野(撮影・蔦野裕)

吉野はスーパーミドル級王者・松倉戦実現に意欲

 第6試合で行われたKNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級の一戦では吉野友規(STURGIS新宿)が斗吾(伊原道場本部)に1R1分39秒、KOで勝利を収めた。

 吉野はデビューから5戦5勝(4KO)と白星を重ね、ここまで7戦6勝(4KO)1敗の重量級期待の新星。対する斗吾は57戦38勝(27KO)11敗8分の戦績を誇り、新日本キックで2015年9月に日本ミドル級王座を獲得したこともある強豪。吉野にとっては今後を占う大きな意味のある一番だった。

 試合はローの蹴り合いから、重量級ならではのパワフルなパンチの打ち合いに。斗吾が右ローを放ったところに吉野が右ストレートを打ち抜くと、斗吾はゆっくりとダウン。立ち上がったものの、大きくふらつきレフェリーが試合を止めた。

 吉野は「このまま勝って行けば初代スーパーミドル級王者、松倉選手に届くかなと思っています。一人一人倒していって必ず松倉選手との試合を実現させます」と松倉の持つベルトへの挑戦に意欲を見せた。