中島弘貴、吉野友規、壱・センチャイジムが揃って豪快KO勝ち。中島「まだ上に行けると思っている」【KNOCK OUT】

壱の左ストレートが横野の顔面を襲う(撮影・蔦野裕)

 1R、蹴りを主体に組み立てる壱に横野は徐々にパンチ、そしてヒザを合わせていく。2Rになると壱は右ミドル、右ハイからパンチにつなげていく。右ミドルを連打すると横野はなかなか手が出せない展開に。壱は前蹴りで横野をコーナーに詰めると左ストレートでダウンを奪う。立ち上がった横野に壱は左フックでダウンを追加。最後はボディーへのヒザから左フックで3つ目のダウンを奪い、文句なしのKO勝ちを収めた。

 壱は試合後のマイクで「去年は目標だった瑛ちゃん(小笠原瑛作)の夢破れてどうしようかと思ったんですが、俺にはこれしかない。会長とみんなでトップを目指すんで、しつこいと思うけど瑛ちゃんとの3度目の戦いを楽しみしてください」と改めて打倒・小笠原瑛作を目標に掲げた。

「KNOCK OUT 2022 vol.1」(1月22日、東京・後楽園ホール)

◆メインイベント 第9試合 スーパーファイト KNOCK OUT-BLACK -65.5kg契約 3分3R・延長1R
○鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)(1R2分17秒、KO)タップロン・ハーデスワークアウト(ハーデスワークアウトジム)●

◆セミファイナル 第8試合 KNOCK OUT-REDライト級3分3R・延長1R
古村匡平(FURUMURA-GYM)(ノーコンテスト)髙橋亨汰(伊原道場本部)
※偶発性のローブローで髙橋が試合続行不可能となり1R途中でノーコンテスト

◆第7試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級 3分3R・延長1R
○中島弘貴(LARA TOKYO)(1R1分21秒、KO)曽根修平(チャクリキ武湧会)●

◆第6試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級 3分3R・延長1R
○吉野友規(STURGIS新宿)(1R1分39秒、KO)斗吾(伊原道場本部)●

◆第5試合 KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級 3分3R
○壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)(2R2分22秒、KO)横野 洋(キックボクシングジム3K)●

◆第4試合 KNOCK OUT-RED -54.5kg契約 3分3R
△石川直樹(team Lit)(判定0-1=29-30、29-29、29-29)森岡悠樹(北流会君津ジム)△

◆第3試合 KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級 3分3R
○津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)(判定3-0=29-28、30-29、30-28)平塚洋二郎(チーム・タイガーホーク/大道塾仙南支部)●

◆第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級 3分3R
●小磯哲史(TESSAI GYM)(2R2分35秒、KO)Apollo中山(GOD SIDE GYM)○

◆第1試合 KNOCK OUT-BLACK -53.0kg契約 3分3R
ナカムランチャイ・ケンタ(team AKATSUKI)(1R39秒、KO)乙津 陸(クロスポイント大泉)

◆プレリミナリーファイト第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級 3分3R
○智己(LARA TOKYO/スピリットジム仙台)(1R2分13秒、KO)斧田雅寛(KIBAマーシャルアーツクラブ)●

◆プレリミナリーファイト第1試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級 3分3R
○井ノ本航希(LAILAPS東京北星ジム)(判定3-0=30-27、30-27、30-27)山岡由忠(クロスポイント大泉)●
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