鈴木真彦が拳剛を完全KOで2度目の防衛。そして志朗へのリベンジマッチをアピール【RISE154】

鈴木は拳剛をコーナーに釘付けにし、パンチを浴びせ続けKO勝ちを収めた(撮影・蔦野裕)

 立ち上がった拳剛に再び襲い掛かる鈴木。拳剛もコーナーを背負わされながらもパンチを出し続けるが、鈴木の連打の前にダウン寸前。拳剛がコーナーにもたれたところでレフェリーがスタンディングダウンを宣告した。

 なおもファイティングポーズを取る拳剛。鈴木は連打で拳剛をコーナーに釘付けにすると、立ち続けたまま朦朧とする拳剛を見て、レフェリーが試合を止めた。

 鈴木は試合後のマイクで「拳剛選手も家族の思いとか全部を背負ってこのリングに立って、その覚悟とか気持ちが全部伝わりました。ありがとうございました。そして6月、すごい試合が決まっているじゃないですか。格闘技界のめっちゃ大きい。そこへ僕も出場したいんですけど、RISEの55kgの一番強いチャンピオンとして、リングに立ちたいので、4月の『RISE ELDORADO』で、この階級でやり返さなあかん相手がいるので、その舞台でどうでしょうか? 伊藤代表。4月、絶対に盛り上げるので、頼みます」とリングサイドにいたRISEの伊藤隆代表に志朗とのリベンジマッチを直談判した。