工藤政英引退後のフェザー級王座をめぐる戦いが早くもスタート。平野凌我が竹内将生に判定勝ち【RISE154】

森のローキックに実方は大苦戦(撮影・蔦野裕)

ライト級王者・山田へのリベンジ狙う実方が森に大苦戦のドロー

 第8試合ではスーパーライト級戦でランキング2位の実方拓海(TSKJapan)と同5位の森香津眞(チームドラゴン)が対戦し、延長の末、ドローとなった。

 実方は昨年1月に王者・山田洸誓に挑戦するも判定負け。9月には3戦全勝中の伊藤澄哉を破り、復活の狼煙を上げた。

 対する森はデビューから4連勝で「チームドラゴンの新星」として注目されたが、山口侑馬、伊藤澄哉に連敗。しかしその後3連勝と復活を遂げている。

 試合は1R序盤、森の左のカーフキック、サウスポーの実方の左ミドルの攻防となるが、森は蹴って左に回り、実方に左のキックを打たせない。森の左ロー、カーフが目立つ展開に。実方は距離を詰め左ボディーブローを放っていく。