トーナメント優勝候補の玖村将史「日本人相手は今回で卒業。一緒にされたくない」と完全V宣言【K-1】

【写真上】玖村将史(左)と鬼山【写真下】佐々木洵樹(左)と内田

 第3試合で玖村と対戦する鬼山は第6代Bigbangスーパー・バンタム級王者で、昨年3月の「K’FESTA.4 Day.2」では金子とも激闘を展開した。今回の出場については「1回戦から優勝候補とできてラッキーだと思う。番狂わせを起こしたい」と意気込んだ。これに対し玖村は「今回は日本人選手だけになってしまったので、相手は誰でも良かった。これから対世界に向けて戦っていくために今回で日本人選手との対戦は卒業しようと思っている」とさらり。

 第4試合で佐々木と対戦する内田はKrushのトーナメントでは一回戦で優勝候補の一角・小倉尚也を下す番狂わせを起こし覚醒。中村氏も「番狂わせ男」と期待をかける存在。内田は「自分は4歳から格闘技を始めてきて、そのころからずっと夢見てきたこの舞台に立てるということで、そのころの自分に遠回りはたくさんしたが、間違ってなかったと言いたい。ただ今は夢ではなく目標に変わり、このベルトを目の前にして絶対に獲りたいと思っている。自分が勝つとは9割以上の人は思っていないと思うので、そこを覆して番狂わせを起こします」と一発を狙う。これに佐々木は「もちろん優勝は見ていますが、内田選手に決まって。すでに内田選手の対策もしている。一人一人つぶしていけば自ずとベルトは見えてくると思う。次を考えていると足元をすくわれると思うので、まず1回戦、倒しに行く」と油断はない。