近藤魁成がソアレスをわずか40秒でKOし完全復活。スーパー・ライト級での王座獲りを宣言【Krush.133】

戦意喪失のソアレスに最後はダメ押しの右フック(撮影・小黒冴夏)

 試合は1R、スアレスがプレッシャーをかけ前に出てパンチを振っていくが、近藤は左ボディー、そしてヒザを右左とボディーに突き刺す。そしてパンチの連打。それでも前に出るスアレスのボディーに左ヒザを叩き込んだところで近藤がバランスを崩しスリップダウン。ここでなぜか自らのコーナー付近に戻り、背中を向けたソアレス。再度ファイティングポーズを取ったソアレスだったが、近藤が左右のヒザをボディーに叩き込むと戦意喪失。近藤がダメ押しの右フックを放ちレフェリーがスタンディングダウンを取るとスアレスはそのままゆっくりと崩れ落ち、近藤のKO勝ちとなった。

 試合後のマイクで近藤は「65kgに来た意味を今日、見せられたと思うので、しっかりベルトを獲ります」とスーパー・ライト級での王座獲りを宣言した。

「Krush.133」(1月28日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R
●水上陽生(ポゴナ・クラブジム)(1R52秒、KO)坂本優輝(PURGE TOKYO)○

◆プレリミナリーファイト第2試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R
○冨澤大智(K-1ジム総本部チームペガサス)(判定判定3-0=30-28、29-28、30-28)内田竜斗(チーム・タイガーホーク)●

◆第1試合/第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
●野田哲司(PURGE TOKYO)(1R1分11秒、KO)斎藤祐斗(JK TRIBE)○

◆第2試合/第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
○中島千博(POWER OF DREAM)(1R2分56秒、KO)友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)●

◆第3試合/第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
●山本直樹(優弥道場)(2R1分32秒、KO)横山朋哉(リーブルロア)○

◆第4試合/Krush女子アトム級/3分3R・延長1R
○チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)Kiho(TeamK.O.Garage)●

◆第5試合/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
●橋本裕也(K-1ジム五反田チームキングス)(判定0-3=27-28、27-28、27-28)中澤誠弥(PITBULL)○

◆第6試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●桝本翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(3R1分52秒、KO)國枝悠太(二刃会)○

◆第7試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●龍斗(team NOVA)(判定0-3=28-30、28-30、27-30)兼田将暉(RKS顕修塾)○

◆牧平圭太引退エキシビションマッチ/2分2R
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 牧平圭太(HALEO TOP TEAM)

◆セミファイナル(第8試合)/-66.5kg契約/3分3R・延長1R
○近藤魁成(大成会館/キックボクシングジム3K)(1R40秒、KO)アラン・ソアレス(ブラジリアンタイ)●

◆メインイベント(第9試合)/第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
○中島千博(POWER OF DREAM)(判定3-0=30-28、30-28、29-28)横山朋哉(リーブルロア)●
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