メルセデス ミー 羽田エアポートのストリートピアノはカワイの最高級グランドピアノ「SK-7」!

ばたばたピアノさんも“シゲル カワイ”SK-7の引き心地を堪能

ストリートピアノ系ユーチューバーが語る「ここのストピが特別な理由」

 この日は、ストリートピアノ系ユーチューバー〈ばたばたピアノ〉さんも演奏にやってきていた。設置以来、すっかりこちらのストリートピアノがお気に入りという、ばたばたピアノさん。
「設置されたばかりのころ知人から聞いてすぐ来てみたのですが、まさか“シゲル カワイ”が置いてあるとは…感動しました」と、すっかりお気に入りのストリートピアノとなっている様子。普段はピアノ演奏や作編曲以外に、レコーディングや音響のエンジニアとしても活動するばたばたピアノさんに、このストリートピアノが“特別”な理由を聞いてみると…。

「まずこのピアノは“シゲル カワイ”のSK-7という、通常のピアノの何倍もの時間と工程をかけて作られた最高級のグランドピアノなんです。このピアノの調律は、MPA/MPSという特別な資格を持った調律師だけが任されています」。

 そんな特別なピアノを“ストピ”として気軽に楽しめるとは!

「僕も驚きました(笑)。このピアノ自体、音色幅が豊かで、音の大小だけでなく強い音から優しい音、ピアニッシモからフォルテッシモまで、イメージしたとおりに繊細な表現ができる素晴らしいピアノです、さらに空港ならではの工夫として、ピアノの下には共振を軽減する板が敷かれていたり、キャスターを内向きにそろえて音が四方八方に飛びすぎないようにされているなど、そういった部分で騒音対策が取られていて、吸音材で囲われていたり、大屋根(グランドピアノの大きなふた部分)を完全に閉じたりせずに、このピアノの音を楽しめるよう設置されているんです」

 さすがプロの視点! 音楽のプロはもちろん、ピアノの経験が全くない人も、ぜひ体感してほしいストリートピアノスポット。

「食事ができる場所もあるんだと思って僕も最初びっくりしました。ここはテーブル席もあったりして、すごくリラックスして食事も音楽も楽しめる空間になっていると思います。僕もThe Minatoya Loungeの冷たい肉そばにハマってしまいましたし(笑)。ストリートピアノは、音楽をやっている人いない人関係なく、だれでも触れたり聞いたりして楽しめるもの。ぜひこの空間で、垣根なくこの音を楽しんでほしいと思います」

ばたばたピアノさん(撮影・辰根東醐)※撮影のため感染対策の上マスクを外しています