SKE48荒井優希が3・19両国で伊藤麻希の持つIP王座に挑戦へ。「今が伊藤さんを潰すタイミング。自信をもって、ここに来ました」【東京女子プロレス】

伊藤は上福を破りIP王座の初防衛に成功

伊藤は上福を破り初防衛に成功

 そして、セミファイナルでは王者・伊藤vs挑戦者・上福ゆきのIP王座戦が行われた。上福は病み上がりながらも、ドロップキック、卍固め、その場跳びフェイマサーなどで必死の攻め。それをしのいだ伊藤は伊藤デラックスで絞り上げてギブアップを奪い、王座初Vに成功した。

 試合後、伊藤が「誰とでもやってやるから。挑戦したいヤツいたら、誰でもかかってきていいよ」とアピールすると、荒井がリングインして「私にそのベルト、挑戦させてください。デビュー戦で“何年かかっても潰しに来い”と言ってくれました。今が伊藤さんを潰すタイミングじゃないかと思って。自信をもって、ここに来ました」と挑戦表明。決戦の場を3・19両国に指定した伊藤は「改めて言う。伊藤麻希を潰しに来い!」と通告した。

 荒井はアイアンマンヘビーメタル級王座を保持していた2018年10月28日にDDTプロレス・後楽園大会に参戦し、時間差入場女子バトルロイヤルで伊藤に敗れ、ベルトを明け渡した経緯がある。さらに、デビュー戦(昨年5月4日、後楽園)、2戦目(同6月6日、さいたまスーパーアリーナ)でのタッグ戦でいずれも伊藤に完敗を喫しており、その後10カ月の成長ぶりを見せつけるビッグチャンスとなる。