武尊が那須川天心にメッセージ「ケガだけはしないで。6月に東京ドームで待ってます」【K-1】

改めて6月の那須川戦に向けての決意を口にした武尊

「格闘技、最高!」が「K-1最高!」に戻った理由は?

 6月の那須川戦は前日計量が58kgで当日の戻しは4kgまでというルール。前日はほぼその体重で減量から試合に臨んだのだが「スピードがすごく上がっているのは自分でも感じる。動いていてもスピードにプラス手数も出るようになった。その部分は強化されていると感じる」と自らの動きに自信を見せた。その一方で「あとは筋力を持続させることと、パワーを落とさないこととかいろいろ課題は見つかったかなと思う。体重を落とすことは一番クリアしなければいけないが、一番体が動ける状態にその体重を持っていくという作業が一番大変かなと思う。あと3カ月あるので6月には最高の試合をやりたい」と慎重な姿勢も崩さない。

 昨年、一昨年と試合後のマイクでは「格闘技、最高!」と叫んでいた武尊だが、前日は久々の「K-1最高!」で締めくくった。その理由については「“格闘技、最高!”と言っていた時は格闘技界がまだひとつになれていなかったというかそういう部分があったので“格闘技界はひとつなんだよ”ということを伝えたくてそう言っていた。でも実際、6月に格闘技界が一つになれる大会を決めることができて、改めてK-1に戻ってきた。その状態でのK-1のリングだったし、僕の中では昨日、K-1のリングに上がったのは結構大きいものだったので、昨日は“K-1最高!”と言わせてもらいました。6月も“K-1最高!”と言おうと思っています」と那須川戦での勝利を約束した。

 そして4月2日に行われるRISEファイナルマッチで風音との対戦を控える那須川に「6月にお互いに万全な状態でやり合いたいんで、ケガだけはしないでほしいなと。“6月に東京ドームで待ってます”と言いたいです」とエールを贈った。

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