中村倫也と宇佐美正パトリックの対戦相手が決定。EXILE HIROは格闘技へのリスペクトを語る【POUND STORM】

中村倫也(左)と宇佐美正パトリック

中村「キャリアの差を熱量で埋める」

 プロ戦績2戦の選手にとっては荷が重いといっても過言ではないマッチメイクだが、中村は「本来なら僕くらいのキャリアでは戦えない位置にいるキャリアの選手だと思いますし、わざわざ地球の裏側のブラジルから来てくれる意味、髙谷さん、岡見さんをはじめいろいろな方々がこのマッチメイクのためにご尽力いただいた意味をしっかり受け止めて、そのキャリアの差を熱量で埋めて、当日は両国を爆発させたい」と意気込みを語った。

 宇佐美は修斗の元環太平洋ライト級王者の大尊伸光(野田ボディビル同好会)と対戦する。大尊はMMA戦績19戦13勝6敗。2018年のRIZIN参戦時は後に「ライト級トーナメント」を制するトフィック・ムサエフと対戦するなど、世界を知る選手。前戦となった昨年5月の西川大和戦では自慢のパワーで西川を追い込む場面も見せた。西川は次戦で修斗世界ライト級王座を獲得しており、宇佐美の現在の立ち位置を証明するカードといえそうだ。大尊について髙谷氏は「ストライカーとしてめちゃくちゃ高いレベルにいる選手。格闘技を知らない人でも絶対に面白い試合になる」と太鼓判を押した。

 宇佐美は「自分自身は常に挑戦者という気持ちでいるので、チャレンジャーという気持ちを忘れずにしっかり戦っていこうと思っています。自信はめちゃくちゃあります。髙谷さんと岡見さんがいるので絶対に大丈夫です」と意気込みを語った。