髙橋ひかると石井杏奈が初ミュージカル! 熊谷彩春、伊藤理々杏らと歌唱披露も、石井は「音符に襲われる夢を見た」


 ミュージカルは、森で暮らすゾンビの女の子と人間の男の子の交流を描く物語。ある日、ゾンビが守る森に人間たちが押しかけてやってきて、ゾンビたちは不安で震えあがる。新米ゾンビの元気な女の子・ノノは自分の正体を隠して人間の街へとスパイをしに行き、優しい人間の男の子・ショウに出会い、友達になる。ただ、ゾンビと人間の対立は激しくなるばかりで……。
ノノは髙橋と熊谷、ショウは石井と伊藤のダブルキャストで上演する。

 髙橋と石井は本作が初めてのミュージカル。

 この作品が初ミュージカルだけでなく、初舞台、初主演と初尽くしとなる髙橋は「初、初、初と言われて、そんなに初が多かったんだとドキッとしました。人前で歌を歌うということは経験がなくて、歌の力ってすごいなというのは感じていたので、歌を通して、演劇を通して、みなさんにお届けできるものがあればと思っています」と、意気込みのコメント。


 石井は「今日メドレーを披露するということで、緊張で、2日ぐらい前に音符が襲ってくる夢を見るぐらい追い込まれていました(笑)」。

 石井は、2年前まで、E-girlsのパフォーマーとして活動していた。「E-girlsでもパフォーマーでダンスをするだけだったので、まさか自分が歌うとは思わなかったです。最初は不安もいっぱいでしたが、自分も過去に『みんなのうた』を通して救われてきたり、成長の糧にもなってきたので、自分の表現の一つで子どもたちの人生を輝かせられたらという思いがあってお受けしました。この発表のために歌の稽古をさせていただいてきたなかで、分からなくなって、あがいている様子がショウ君みたいだねって言われて、その言葉が響きました。ショウ君と一緒に手を取って頑張ろうと思えたので、一緒に成長できることがあるんだろうなと思います」と、話した。