卵のようで卵じゃない!?「2foods」とカゴメが驚きのプラントベースオムライスを発表!

 株式会社TWOが手掛けるプラントベースフード(植物由来原料)ブランド「2foods(トゥーフーズ)」は10日、カゴメ株式会社との共同開発商品第1弾として、プラントベースエッグを使ったふわとろオムライス『エバーエッグオムライス』を都内6店舗にて発売した。事前に行なわれた『2foodsプラントベースオムライス』共同開発商品発表・試食会よりその味をリポートする。

写真左より株式会社TWOの東義和代表取締役CEO、「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳、日本洋食協会の岩本忠会長、カゴメ株式会社の山口聡代表取締役

 昨年4月に業務提携を発表し、およそ1年で今回の共同開発商品にこぎつけた両社。カゴメ株式会社の山口聡代表取締役は第1弾商品の選定理由を「プラントベースフードであることに驚きを感じていただけるメニューで、ヘルシーなのにやみつきになるおいしさを表現できるかどうか。私どもが持っている商品開発や製造技術のアイデアが生かせるかどうか。何よりも世代を超えて愛されているメニューかどうかを考えてオムライスを選定した」、株式会社TWOの東義和代表取締役CEOは「まずはインパクトということもあるのですが、ビジネスとしての広がりをすごく意識した。将来的には素材として、プラントベースエッグだけを抜き出して販売することも検討している」と説明。

 オムライスの食感を実現するために「目指したのは洋食店で出てくるふわとろのオムライス。大豆ではなくにんじんと白いんげん豆を素材として選定し、今回独自に開発した野菜半熟化製法を活用している。セットされているプラントベースのチキンライス、デミグラスソース、トマトケチャップも両社で工夫し、おいしさを実現した」と山口代表。東代表は「世界的に見るとプラントベースフードの後進国だが、日本の食においてのクオリティーは世界一だと思っている。十分に闘っていける素地があるので、グローバルへの挑戦も念頭に置いてやっていきたい」と自信を覗かせた。

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