小笠原瑛作が王者対決に勝利。栗秋祥梧は復活のKO勝ち【KNOCK OUT】

小笠原の左ストレート(撮影・蔦野裕)

 3Rも小笠原の左のキックが冴えわたる。小笠原の左インローで左の内もも、左前蹴りで右わき腹、左ミドルで右の二の腕を赤くはらす大田。大田も左ボディー、右ミドルを返していくが、パワー、テクニックともに一枚上手の小笠原が最後まで主導権を握り続け、3-0の判定で勝利を収めた。

 試合後のマイクで小笠原は「2022年もKNOCK OUTを僕が引っ張っていって、6月に代々木でビッグマッチが決まりました! すごくいい選手がいるKNOCK OUTを、他のK-1やRISE、RIZINなど大きい舞台がいっぱいありますが、そこに並ぶくらいの大会までもっていきたいです。僕たちについてきて6月の代々木大会も見に来てください」と先日発表された6月26日の国立代々木競技場第二体育館大会への意欲を見せた。