二階級制覇のぱんちゃん璃奈「年5~6試合くらいできれば」と2022年は試合ラッシュの予感【KNOCK OUT】

宮田プロデューサーが今後のぱんちゃんの試合についてコメント

宮田プロデューサーは「全大会、海外の選手でもいいと思っている」

 ぱんちゃんは「今年は何試合くらいやりたいか?」という問いに「2カ月に1回くらいが一番いい。ただ相手がめちゃくちゃ強い外国人選手だと対策の時間が欲しいので、3カ月くらい欲しいかなとも思うんですが、半年は空きすぎ。年5~6試合くらいできればうれしい」とケガもあり3試合に終わった昨年からの倍増を希望。ちなみにコロナ禍で大会自体の延期や中止が続いた2020年も3試合に終わっているのだが、デビュー年の2019年には6試合行っている。

 ぱんちゃんも懸念する対戦相手問題については宮田氏は「4月17日の後楽園大会の龍聖選手の相手が絞れて来ている。その中で並行して女子の選手のリストを作っている。ぱんちゃん選手については王者としてふさわしいカードをKNOCK OUTとして作っていく。ファンの皆さんが見たくなるようなカードを作っていくのが僕らの務め。ようやく海外から選手を招聘できるようになるので、僕はぱんちゃん選手の相手は全大会、海外の選手でもいいと思っている。女子の層が薄くて選手がいないから、こういう選手とやってくれというのはキャリアが浅いころはあると思うが、13戦13勝で2つのベルトも獲ったぱんちゃん選手は、僕は国内の女子ファイターの中でも3本の指に入るトップファイターだと思っている。自信を持ってほしい。もうチャレンジャーではなくチャンピオン。チャンピオンの看板を持って、世界の相手とやっていくべきだと思うし、そういう流れがいいと思う」と世界の強豪との対戦を用意していくことを示唆。

 これまで他団体の王者クラスとの対戦をアピールすることが多かったのだが、これには「実現には結び付きにくいと思う」と語りつつも「もちろん、そういうジムや王者がKNOCK OUTでやってみたいという話であれば、もちろんやるが、そこを追っていてもしようがない。だからぱんちゃんの道はKNOCK OUTでしっかり作っていく。その中で去年参戦させてもらったRIZINさんというのは非常にいい舞台だったと思う。RIZINさんがキックボクシングをどうするのか、女子はどうするのかというところはあるが、そういうことも含めてRIZINさんにも相談させてもらいたいと思っているし、今年、海外に出撃していくというのもあっていいと思う。ぱんちゃん璃奈というファイターで、世界を相手に、他団体を相手にいろいろ夢は広がるなと思っています」との見解を述べた。