阿部サダヲの怖すぎる芝居を中山美穂が心配、岩田剛典は「本当に殺されるかと…」

 一方、白石監督に“怖い”イメージがあったというキャストたちは、普段との優しさとのギャップを明かしつつ、白石監督の現場づくりを絶賛。岡田は「今回の撮影には学生がインターンで参加していて、この映画の重要なシーンで、撮影チーフの方がインターンの方に“お前が(カメラを)回してみろ”と任せたんです。そういう方々とご一緒できた。この作品で得たものをこの身に宿して生きていきたい」と熱く振り返った。

 最後に白石監督は「よく会話を聞いていくと、おや?と思うところがある。それも映画の仕掛けになっているので楽しんで」、阿部も「怖い作品という話が出ていますが、映像として面白いアイデアの詰まった作品でもあります」とアピールし「もしかしたら、帰ったら(映画のように)榛村から手紙が届いているかも…」と観客を怖がらせ楽しませた。

 この日の登壇者は阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典、中山美穂、宮﨑優、鈴木卓爾、佐藤玲、赤ペン瀧川、大下ヒロト、音尾琢真、白石和彌監督。

『死刑にいたる病』は5月6日より全国公開。