12年ぶり舞台の相葉雅紀が「帰ろうとしたときにつかまった(笑)」と厳しい稽古を振り返る

一人暮らしの偏屈者の老人を演じる松平健(右)と対峙する相葉

共演の松平健のすごさを「対峙して感じた」

 相葉は「帰ろうとしたときにつかまった(笑)」と稽古中のエピソードを明かし「本当にありがたいこと。そういう機会は徐々に減ってくるので、この期間はできるだけ吸収しようと思って入ったが、予想以上につらかった(笑)」とも語った。
 
 自らの役については「けっこうハードな役。そこに自分を持って行かなければいけなくて、自分に寄せては絶対ダメなので、その作業は大変でした」と語る。公開された2シーンのなかでもなにやら秘密がありそうな役ということは伝わったのだが「今回の役のような方って、実際にはたくさんいるとは思うんですが、自分の周りにはいなかったので、作り上げていくのが大変でした」とも。

 また共演の松平については「対峙して感じました。本当にすごいなと思いました。目の力もそうだし、パワーもそうだし。言葉の台詞以上のものが伝わってくる。勉強させてもらいました」と語った。