宇佐美正パトリックが「しっかり仕上げてきたので全然問題ない」と1回戦突破に自信【ROAD TO UFC】

6月10日のトーナメント初戦で捲土重来を期す宇佐美

「日本でも見てくれる皆さんが、夢とか希望が持てるような戦いをしようと思っている」

 対戦相手のジュブリについては「バックボーンがボクシングのようで、ビデオを見せてもらったところ、身長が高くて、パンチを打って入っていったところでしっかり四つを組んで、倒してマウントを取って、上を取って削っていくというタイプ。前に出て削っていくという印象」、前戦から約1カ月半というなかで対戦相手を想定した練習はなかなかできなかったと思われるのだが「岡見さんがずっと向き合ってくれていましたし、身長が高い選手とも練習をやってきたのでイメージしやすかったです。ボクシングをやっていたときもでかい選手とばかりやっていたので」と攻略に自信を見せた。
 
 ここで勝てば次戦は9月となるのだが「先のことは考えてないです。目の前の一戦に集中しています。基本的に自分は次のことを考えるのは、勝って次の段階に行ってからです。ボクシングをやっているときは、どんな相手が来ても大丈夫なようにいろいろな対策をしていました。ボクシングのトーナメントは1週間連続で試合なんです。いろいろなタイプがいるので、いろいろな人とマススパーリングとかをやって、自分に自信をつけて臨むような感じでした」と目の前の一戦に全力を注ぐ。

 今回の「ROAD TO UFC」にはLDH martial artsの主力である中村と宇佐美が出場。2人の活躍がLDH martial artsに与える影響は計り知れないものがあると思われるが「プレッシャーというのはなくて、僕は岡見さん、髙谷さん、LDH martial artsの中でやってきたことを信じて戦うだけ。勝ち負けというより、しっかりやったことを出すということを考えている。プレッシャーとかは何も感じてないです。正直、POUND STORMの時はめちゃくちゃプレッシャーというものを感じるときはありましたけど、今回は海外に来て、できることをやったから大丈夫かなと思っています」と語った。

 今回は急きょ、ABEMAが完全無料生中継することになったのだが「それは本当にうれしいことです。本当は見れなかったんですが、ABEMAさんが見られる機会を作ってくれた。日本でも見てくれる皆さんが、夢とか希望が持てるような戦いをしようと思っているので、すごく楽しみです」と改めて勝利を誓った。

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