満島真之介が『ナンバMG5』クランクアップ「難破家は永久に不滅!」間宮祥太朗も涙

「こんなふうになったのは初めて」と満島真之介

 満島真之介がドラマ『ナンバMG5』(フジテレビ系、毎週水曜22時)のクランクアップを迎えた。

 ドラマは、小沢としおによるコミックス『ナンバMG5』と『ナンバデッドエンド』を映像化したもの。間宮祥太朗演じる筋金入りのヤンキー一家、難破家の次男・剛が、「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学することで展開する物語だ。

 満島が演じているのは剛の兄、猛。最強かつ豪快な男ながら義理人情にも厚く、曲がったことは大嫌いだが、時におちゃめな顔を見せる、愛すべき“兄ちゃんだ。

 最後のシーンは、弟の秘密を知った猛が剛と対峙する場面だった。

 撮影を終えて、間宮は「本当は(花束を)渡したくねーよー!」と涙ながらに叫びながら花束を手渡すと、ふたりで熱い抱擁。満島も泣きながら声をつまらせ「あー、やべぇ。こんなふうになったのは初めてで、皆さんありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

満島は、劇中だけでなく、現場でもテンションを上げて、皆の士気を高めていたそうで、『ナンバMG5』でのアニキ的な存在となっていたという

 満島は涙について「クランクアップした瞬間、喜怒哀楽では捉えられないほどの感情が体中からあふれて震えていました。剛の泣いている姿を見ちゃったら、俺も涙を止められなかった。難破家の絆を深く感じています。明るく終わるつもりだったんですが、全然だめでしたね。あんなにも子どものように泣く自分を見せたのは初めてですよ。『ナンバMG5』は計り知れないほどの愛と優しさが結集した作品です。スタッフ、キャスト皆がファミリーなんです!」

 さらに、「こんなところにいられるなんて、僕は幸せ者ですね。生きていてよかった。そう思わせてくれました。役としての出会いだけではなく、人間と人間の出会いを深く感じ、“ここに来るまでが僕のひとつの人生”だったんでしょうね。どの言葉で表現しても足りないくらい素晴らしい人たちと、作品に巡り会えた奇跡を今かみしめています」と、話した。

「難破家の愛と笑顔が全国のみなさんにこれからもブッチギリで届くことを願って」と満島。「難破家は永久に不滅!必ずまた、パワーアップして戻ってきますから!難破最強!難破最高!」と、コメントした。

 ドラマの放送は残すところ、15日、22日放送の最終回(第10話)の2話。

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