“追熟”しないスイカは購入したときが食べごろ! 今年も東京に鳥取の初夏の味「鳥取すいか」がやってきた

編集部でもスイカ割り気分を楽しんでみました!

 梅雨の終わりも近づいて気温も上がってきたこの時期、鳥取の初夏の味「鳥取すいか」が東京でも販売。「今年は4月、5月と天候に恵まれ、去年より糖度が約1度甘くなっている」という。

 全国第4位のスイカ出荷量を誇る鳥取県では、内部判定装置(糖度センサー)や外部判定装置などにより、高い品質基準を満たしたスイカのみを出荷しており、今年も高品質の鳥取すいかを東京でも味わうことができる。

 5月25日に行われた鳥取すいか査定会では、平均重量8.47キログラム、中心の平均糖度は12.3度(出荷基準11度以上)と甘い仕上がり。昨年より糖度は約1度高いとのこと。

 芳醇な甘さだけではなく、みずみずしさや「シャリ感」と呼ばれる爽快な食感と口当たりの良さ、大ぶりながらしっかり詰まった果肉なども鳥取すいかの特徴。

 実は、鳥取すいかの旬は6から7月にかけての初夏。アイス類が人気となる真夏より、初夏の時期のほうが、スイカの売り上げも伸びるのだとか。スイカは糖分と水分をバランスよくとれるため熱中症対策にも良いといわれており、果汁は利尿作用があるカリウムなどミネラルも豊富で、暑い夏には体の熱を下げ余分な塩分を排出するので、むくみ改善も期待される。

 スイカは、メロンや梨とは異なり追熟しないので、お店で購入したときは食べごろの状態。1玉購入したら、直射日光の当たらない室温より涼しい場所で保存し、食べる直前に冷蔵庫に入れて冷やしすぎないようにすると、より甘さを楽しめる。カットした残りは切り口をぴったりラップで覆い、冷蔵庫に入れてなるべく早めに食べる。

 現在、鳥取県のアンテナショップがある「とっとり・おかやま新橋館」(港区)では、鳥取すいかを販売しているほか、2階のカフェ「ももてなし家」にて、鳥取すいかのスイーツフェアを7月14日まで開催中。鳥取すいかを使った「すいかのズコット」や「すいかの塩アイス」、「すいかパフェ」など、限定スイーツを楽しめる。

 高い湿度と気温が続くこの季節、ひんやりさっぱり、旬の甘さとみずみずしさを楽しんでみては。

鳥取県の初夏の味「鳥取すいか」を紹介してくれた鳥取県東京本部の皆さん

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