7・3後楽園での「KING OF DDT」準決勝&決勝に向け、秋山、樋口、上野、吉村の4者ともに優勝宣言【DDT】

準決勝で対戦する上野(左)と吉村

 優勝するためには、1日2試合を勝ち抜かなければならず、過酷な戦いとなるが、上野は「僕は体が小さいこともあって、どの試合も毎回ヘトヘト。逆に言えば、毎回ヘトヘトになってるからこそ、1試合でヘトヘトになっても勝ち抜く気持ち、体をつくってきているので、問題ないと思います」、吉村は「1日2試合、3試合。2連続タイトルマッチも経験しています。このなかで一番スタミナに不安があるのは僕だと思うんです。そこを気にして突破できる準決勝じゃないので、あまり気にしていないというのが正解かもしれないです」、樋口は「吉村が言ったように、タイトルマッチ2試合やりましたし、個人でも1日何試合も戦ったこともあります。そこは関係ない。自分の力を信じるだけです」、秋山は「2試合ということで一番不安があるのは僕だと思います。コツは2試合というのを考えない。まず1試合を消化する。樋口に全力を向ける。その先は案外体って動くものなんで、それは十分何回も経験してる。まず目の前の1試合を精いっぱい戦う。それが一番いいと思います」とコメント。

 上野は、吉村に一度もシングルで勝てていないが、これまでの戦いと違う部分について、「同じところがない。5・1横浜武道館でチャンピオンの遠藤さんに挑戦して負けたり、そういう経験ももちろんそうなんですけど。その都度、僕は常に進化するように戦ってるし。今まで勝ったことがないというと、2回戦(6・19後楽園)の佐々木大輔。(DDT)UNIVERSALのベルトを持ってたときに、シリーズ通してやり返すことができず、負けてベルト獲られて。でも、この前の2回戦は勝てたわけで。日々もっと強くならなければいけない、もっと引っ張らないといけない、前に進まないといけないと思って進んでることこそが、今までとの一番の違いかなと思います」と述べた。

 果たして、激戦となるトーナメントを制して、ベルトを巻くのは誰になるのか、注目が集まる。

 なお、7月3日の後楽園で行われるMAO、勝俣瞬馬組vsクリス、X組のXは、6月25日の横浜ラジアントホール大会で発表される。7月16日、愛知・日本ガイシスポーツプラザ第3競技場大会で、王者組=佐々木、MJポー、KANON組vs挑戦者組=高梨将弘、クリス、アントーニオ本多組によるKO-D6人タッグ選手権が決定した。

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