MISAKIが“修斗からの刺客”中村未来を打撃で圧倒し判定勝ち【SB】

中村が左ハイ(撮影・蔦野裕)

 2R、MISAKIが回転の速い打撃で攻め込む。中村はパンチから組み付くが、それ以上の攻撃には至らず。MISAKIはインロー、左フック、左ハイと多彩な攻撃。徐々に的確さを増していくが、頑丈な中村は食らいながらも組み付き、終了間際に首投げも不完全でシュートポイントとはならず。

 3R、MISAKIが序盤から徹底的にパンチの連打と蹴りで前に出る。中村は食らいながらも組み付き、投げを狙う。中村は随所でバックスピン、前蹴りを繰り出すが単発。MISAKIの勢いを止められない。MISAKIのパンチの連打をしのいだ中村は首投げを狙うがロープ際で投げられず。MISAKIはワンツーから左ミドル。終盤、ラッシュをかけたMISAKIは右ストレートから連打で追う。中村は下がって距離を取るがMISAKIは追いかけると右フックでついにダウンを奪う。すぐに立ち上がった中村は反撃を狙うがゴング。

 打撃で終始、主導権を握ったMISAKIが3-0の判定で勝利を収めた。

「SHOOT BOXING 2022 act.3」(6月26日、東京・後楽園ホール)
◆第9試合 63.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジあり
○笠原弘希(シーザージム)(3R41秒、TKO)バズーカ巧樹(菅原道場)●

◆第8試合 SB日本ウェルター級王座決定戦 67.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R
○奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ)(判定2-0=48-47、48-48、48-47)村田義光(シーザージム)●

◆第7試合 67.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
○イモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ)(3R2分27秒、TKO)松山翔(菅原道場)●

◆第6試合 53.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ)(延長判定0-3=8-10、7-10、7-10 ※本戦判定1-0=30-29、29-29、29-29)HIROYUKI(RIKIX)

◆第5試合 48.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○MISAKI(TEAM FOREST)(判定3-0=30-27、30-27、30-27)中村未来(マルスジム)●

◆第4試合 66.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○村田聖明(シーザージム)(2R2分6秒、KO)プーパンレック・ジョウジム(タイ/ジョウジム)●

◆第3試合 SB日本ヘビー級 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
●坂本優起(シーザージム)(判定0-3=28-30、27-30、27-30)マウンテンRYUGO(TenCloverGym)○

◆第2試合 57.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○山田彪太朗(シーザージム)(判定2-0=30-29、29-29、30-29)蒼士(TEAM F.O.D)●

◆第1試合 53.0kg契約 フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R
○笠原直希(シーザージム)(2R終了時、TKO)小林大樹(龍生塾)●
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