松本潤らチーム家康が取材会「魅力あふれる家康が生まれつつある」大河ドラマ『どうする家康』

大森南朋演じる酒井忠次は家康の叔父で、個性派家臣団のまとめ役(NHK提供)


 7月にはいり、初回放送は約半年後となった。

「徳川家康が天下を取るということは決まってるストーリーだと思うんですが、本当にこいつが取るのかって思うような始まり方をしてますし、成長の過程がすごく鮮やかに描かれると思うので、そこをバランスよく、アップダウンをつけて演じられたら」と、松本。「最初は頼りない家康ですけど、少し姑息というか、ちょっと”ずる汚いない”こととかも含めてどういうふうに天下を取っていくような人物に成長していくのかが人間ドラマとして見どころになるんじゃないかなと思ってます」

織田信長役の岡田准一に「非常に翻ろうされている」

 取材では、織田信長を演じている岡田准一との撮影についてエピソードはあるかという質問も。

 岡田は同じ事務所の先輩ではあるが、大河ドラマ『軍師官兵衛』に主演し、大河ドラマの先輩でもある。

「リハーサルを一緒にやらせてもらっても全体が見えているというか、大河を一度経験されている方なので、スタッフの方たちとどういうふうにコミュニケーションを取った方がいいのかとか、こう動いた方が信長と家康の関係性が見えるんじゃないかとか、現場でもいろんなアイデアを出してくださいます。圧倒的な力を持った信長と、何も持っていない、ひよっこの家康の対比をつけるのに、こんなふう芝居したらと、本番でいきなり仕掛けられたり。非常に翻弄されている部分もありますので、その辺も楽しみにしていただけたら」と、話していた。