天下分け目の決戦で今成夢人が大家健との熱闘を制し、ガンバレ世界王座初V。「9年間、大変だったけど幸せ者だよ!」【ガンバレ☆プロレス】

フィニッシュは今成の走りこんでの魂のラリアット

 今成は「大家さんがガンプロをつくってくれて、俺のしょうもない人生が息を吹き返しました。2人ぼっちでプロレスキャノンボールで、いっぱい恥かいたけど、あそこでかいた恥は俺の宝物だよ。9年間、大変だったけど、今ハッキリ言えるよ。俺、幸せ者だよ!」とマイク。

 ここで所属、出場選手がリングに上がり、今成が「ガンプロ、今日で終わりじゃないですよ。ガンプロがプロレス界に必要だと思ってます。こんな泥臭くて、人生かけられるプロレス団体はほかにないです。つらいことがあったら、ガンプロを見てください!」と締めくくって大団円。

 バックステージで今成は「2013年に浪口(修)に襲われてから、僕は恥をかこうって思いました。人前で恥をかこうって。人前で恥をかいて這いつくばってでも、生きるということを謳歌したいなって。ガンプロはそういうところを気付かせてくれた。ガンプロに入って、大家健に出会って、ホントによかった。それが結実した1日だったと思います」と感慨深く語った。