武尊が返上したベルトをめぐりトーナメント開催。大岩「責任と覚悟を持ってここに来ている」、レオナ・ペタス「後のことを任されようかなと思う」【K-1】

武尊に後を託された男レオナ

 レオナは昨年の「K’FESTA.4 Day.2」でついに武尊の持つ王座への挑戦を実現させ、壮絶な打ち合いを展開するも無念のKO負け。その後、階級アップも視野に入れ、マキ・チャーチャイに勝利を収めるも6月の「THE MATCH 2022」では−62kg契約で中村寛と対戦し1-2で判定負けを喫した。今回は改めてスーパー・フェザー級(−60kg)で再スタートとなる。対するセギリはかつてK-1 MAXで活躍したアルトゥール・キシェンコに師事するモロッコ人ファイター。ISKAインターナショナルライト級(−61kg)王者で「武尊に勝てる選手がいる」というキシェンコのプッシュもあり、今回の参戦が実現した。

 セギリもK-1を通じ「自分の存在を世界に知らしめるチャンスが来てうれしい。自分はK-1レジェンドのキシェンコとも練習していて、彼から多くの知識と技術を学んでいる。レオナは石の拳といわれているようだが、自分もタフさとパワーには自信があるから彼と戦うことが楽しみ。武尊が巻いていたベルトを自分も巻き、K-1王者としてスペインに帰りたい」とコメント。レオナは「この間の試合も負けてしまいましたし、今回、これで負けたら終わりと思っている。生き延びるために先に進みたいので、このベルトを獲りたい」と背水の陣でトーナメントに臨む。