武尊が返上したベルトをめぐりトーナメント開催。大岩「責任と覚悟を持ってここに来ている」、レオナ・ペタス「後のことを任されようかなと思う」【K-1】

前王者・武尊と深いかかわりを持つ大岩(左)とレオナ

 今回のトーナメントにあたり、武尊とは特にかかわりが深いのが大岩とレオナ。大岩は「このベルトはただのベルトではない。K-1を背負っている武尊が巻いていた、意味のあるベルト。中途半端な気持ちでは絶対に取れない。覚悟を持って僕もここに座っている。今以上に大きいベルトにするために自分が巻いて、そしてK-1を大きくする」と並々ならぬ決意を見せた。レオナも「去年、武尊選手と戦って負けたが、王者と戦って、背負っているものやその重さといったものを肌で感じさせてもらった。リングの中で“後のことは任せる”といったことを言われたので、しっかりと任されようかなと思う」とこちらは武尊からの言葉を挙げて、K-1を引っ張っていく姿勢を見せた。

 また横山と対戦するサグデンが「決勝で大岩と対戦したい」とコメントしていることについてレオナは「結局は勝てる奴の名前を上げていると思うので、2人はなめられているんだと思う。僕とやったら勝てないから僕の名前は出さなかったんだと思う」とスルーした。

 この日は合わせてリザーブファイトとして山本直樹(K-1ジム五反田チームキングス)vs西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の一戦も発表された。

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」(9月11日、神奈川・横浜アリーナ)
〈7月15日発表のカード〉
◆K-1 WORLD GP 第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R]
大岩龍矢(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs アダム・ブアフフ(モロッコ/Team Fight Center One)

◆K-1 WORLD GP 第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R]
レオナ・ペタス(日本/THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)vs アヤブ・セギリ(スペイン/Kaizen Fight Club Burriana)

◆K-1 WORLD GP 第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R]
朝久裕貴(日本/朝久道場)vs ナックロップ・フェアテックス(タイ/Fairtex Gym)

◆K-1 WORLD GP 第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R]
横山朋哉(日本/リーブルロア)vs ベイリー・サグデン(イギリス/Suggys Gym)

◆K-1 WORLD GP 第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R]
一回戦(1)勝者 vs 一回戦(2)勝者

◆K-1 WORLD GP 第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R]
一回戦(3)勝者 vs 一回戦(4)勝者

◆K-1 WORLD GP 第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R]
準決勝(1)勝者 vs 準決勝(2)勝者

◆K-1 WORLD GP 第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
山本直樹(日本/K-1ジム五反田チームキングス)vs 西元也史(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

◆K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]
大和哲也(王者/日本/大和ジム)vs 佐々木大蔵(挑戦者/日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

〈既報の出場選手〉
和島大海(日本/月心会チーム侍)
マハムード・サッタリ(イラン/ TEAM ŌTA/ICF)
玖村将史(日本/ K-1ジム五反田チームキングス)
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