プロ4戦目の山内渉が世界5位の内藤頌貴に勝利。フライ級に新しい風【修斗】

最後の打ち合いでも山内の左フックがヒット(撮影・上岸卓史)

 3R、ダメージが残る内藤にパンチを当てていく山内。ここまで分が悪い内藤は最後の力を振り絞り打ち合いに臨むが山内の攻撃に後退。しかし打ち合いの中で内藤が右ストレートでダウンを奪う。すぐに襲い掛かりグラウンドで上を取った内藤だったが、山内は冷静にガードに入れるとラバーガードから立ち上がることに成功。千載一遇のチャンスを逃した内藤だったが、最後までパンチを出し続け逆転を狙うが、試合終了のブザー。

 山内が3-0の判定で世界ランク5位の内藤に勝利を収めた。

 山内は試合後のマイクで「初めて試合で疲れて、世界ランカーは半端じゃないなと思いました。これから勝ち続けてフライ級を背負っていくような選手になりたいと思います。絶対に次までにもっともっと強くなって帰ってきます」と力強くアピールした。