プロ4戦目の山内渉が世界5位の内藤頌貴に勝利。フライ級に新しい風【修斗】

平川の右のパンチがヒット(撮影・上岸卓史)

平川智也が根津優太に3年10カ月越しのリベンジ

 今大会では元環太平洋フェザー級王者の根津優太(&MOSH)が約2年8カ月ぶりの修斗参戦を果たし、平川智也(マスタージャパン東京)と対戦した。2人は2018年9月に対戦し、根津が判定勝ちを収めている。

 根津は2014年3月に王座戴冠後、石橋佳大相手に防衛を果たし、2015~2017年は韓国のROAD FCに参戦。2018年に修斗に戻り、魚井フルスイング、平川、祖根寿麻を相手に3連勝とその実力を見せつけたものの、倉本一真にはいまや伝説となっているジャーマン8発を食らった末にTKO負け。その後、2020年に「Road to ONE」で今成正和と対戦し判定勝ち。今回はそれ以来、約1年10カ月ぶりの試合となる。

 平川は2016年に高橋遼伍と環太平洋ライト級チャンピオン決定戦で対戦しKO負けを喫し王座獲得に失敗。その後3連勝し再浮上したものの2018年に根津に敗れてから悪夢の4連敗。今年4月に松下祐介相手にKO勝ちを収め、トンネルから抜け出したばかり。