箕輪ひろばの王座返上で猿丸ジュンジが世界ストロー級正規王者に。9月大会で新井丈を相手に初防衛戦【修斗】

世界ストロー級正規王者となった猿丸ジュンジ(撮影・上岸卓史)

 続いてマイクを持った猿丸は「久々に熱い選手が来たと思っていて」と語ると隣に立つ新井に「楽しみだな」と呼びかけた。

 新井は一時期、泥沼の9連敗を喫するも2019年10月の大竹陽戦から一気に6連勝で今回のタイトル挑戦にこぎつけた。前戦では元世界ストロー級王者の黒澤亮平に2RTKO勝ちを収めている。

 猿丸は2011年に世界フライ級チャンピオン決定戦に駒を進めるも生駒純司に判定負け。その後もタイトル挑戦や王座決定戦で山上幹臣、室伏シンヤ、内藤のび太と対戦もことごとく跳ね返され、昨年11月に行われた「世界ストロー級暫定チャンピオン決定戦」で黒澤からスリーパーホールドで一本勝ちを収め、35歳にして悲願の王座を獲得していた。

プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.5」(7月17日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント 第10試合 女子スーパーアトム級5分3R
○黒部三奈(マスタージャパン東京)(2R1分34秒、スリーパーホールド)パク・ソ・ヨン(韓国/GUNSAN ROAD GYM)●

◆セミファイナル 第9試合 フライ級5分3R
●内藤頌貴(パラエストラ松戸)(判定0-3=28-29、27-29、27-29)山内 渉(FIGHT FARM)○

◆第8試合 バンタム級5分3R
○平川智也(マスタージャパン東京)(2R4分40秒、スリーパーホールド)根津優太(&MOSH)●

◆第7試合 ミドル級5分2R
○岩﨑大河(大道塾/パラエストラ東京)(2R、TKO)イム・ドンジュ(韓国/ザ・ジムラップ)●

◆第6試合 バンタム級5分2R
○齋藤奨司(FIGHT FARM)(判定3-0=20-18、20-17、20-17)高岡宏気(トイカツ道場香川支部)●

◆第5試合 フェザー級5分2R
●児山佳宏(パラエストラ松戸)(1R1分43秒、KO)木下タケアキ(和術慧舟會HEARTS)○

◆第4試合 女子49Kg契約 5分2R
○永尾音波(AACC)(判定判定3-0=20-18、20-18、20-17)北野きゅう(高田馬場道場)●

◆第3試合 2022年度新人王決定トーナメント 女子ストロー級5分2R
○柳 仙香(ALLIANCE)(2R2分5秒、腕ひしぎ逆十字固め)ソルト(マルスジム)●

◆第2試合 フライ級5分2R
○大竹 陽(HAGANE GYM)(1R2分24秒、フロントスリーパーホールド)佐々木駿友(T-GRIP TOKYO)●

◆第1試合 キッズ・ジュニア修斗4分1R
○宇都宮千空(修斗GYMS直心会)(1分30秒、腕十字固め)中山流歌(総合格闘技道場STF)●
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